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潰瘍性大腸炎の患者さんは、どれくらいいるの?

患者数は増加傾向 1)2)

潰瘍性大腸炎患者さんの人数は年々増加し、2014年度には医療受給者証※1・登録者証※2を交付された人数は18万1,560人に達しました(下図)。2015年度以降は患者数が減っているようにみえますが、制度変更に伴って集計方法が変わった※3ためであり、実際の患者数は増加傾向と推定されています。

潰瘍性大腸炎の医療受給者証・登録者証交付件数の推移図
難病情報センターホームページ(2022年7月現在)

人口10万人あたりの潰瘍性大腸炎患者さんの数は、1991年に実施された全国調査では18.12人2)3)でしたが、2014年には134.4人4)にまで増加しています。

  • ※1医療受給者証(特定疾患医療受給者証):難病のうち指定難病(潰瘍性大腸炎は指定難病)は、「難病法」による医療費助成の対象となります。申請を行い都道府県に認定された場合、特定疾患医療受給者証が交付されます1)
  • ※2登録者証:軽快した元受給者に交付されます2)
  • ※32015年1月1日から、登録者証の所持者数が集計されず、また軽症者は基準を満たす症例のみ受給対象となりました2)

発症しやすい性別や年齢は?

性差はなく、若い年齢での発症が多い 5)6)

潰瘍性大腸炎の発症に性別による差はみられません。若い年齢での発症が多く、30~39歳が発症年齢のピークです。

臨床調査個人票に基づく発病年齢分布(2012年度)
難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班(鈴木班):一目でわかるIBD 炎症性腸疾患を診療されている先生方へ 3:2, 2020

医師への相談シート

気になる症状がある場合はたとえ症状が一時的に治まっていても、主治医に伝えることが重要です。「いつもの症状」や「いつもはすぐによくなる症状」であっても、医師が粘膜治癒に至っていないサイン、または再燃の徴候と捉えることがありますので、医師が適切な対応をとれるように、遠慮せず伝えるようにしましょう。また、治療や日常生活に関しても相談したいことがございましたら、主治医の先生にお聞きください。

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